五輪汚職事件で計約2億円の賄賂を受け取ったとして、逮捕・起訴された電通元専務の高橋治之被告の初公判が12月14日に開かれる。森喜朗、角川歴彦、橋本聖子――。「平和の祭典」で行われた“談合”の真相に迫る「週刊文春」の記事を紹介する。

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《音声入手》角川の競合を排除「私は絶対認めない」森喜朗「天の声」音声

 

 出版社枠の五輪スポンサーについて、森会長が語る音声が残っている。「講談社だけは相容れない」「こんなものを認めるなら辞めようと思う」。そして講談社は排除され、電通元専務がKADOKAWAを――。

 

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《音声入手》「森喜朗さんも僕に任せてる」電通元専務高橋治之の核心音声80分

 

 逮捕直前、小誌記者に計3時間にわたって語っていた高橋容疑者。そこで飛び出たのは、「電通は五輪で儲けた」という言葉だった。なぜ彼は、AOKIから多額の金銭を受け取ったのか。ある音声にはその核心部分が――。

 

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角川歴彦「乗っ取り人生」

 

 延焼し続ける五輪疑獄。今度は出版大手KADOKAWAのトップが逮捕された。兄は29年前に麻薬で逮捕。社長の座を受け継いで発展させ、「名経営者」と謳われた弟も、司直の手に。知られざる兄弟の愛憎の歴史とは。

 

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元電通専務 捜査報道直後に五輪組織委が300人BBQ《現場写真を入手》

 

 快晴の空の下、ジョッキでグイッとビールを流し込む男性。マスクを顎にずらし、白い歯を見せて語り合う若い男女。7月23日、東京・国立競技場近くのビアガーデンで、BBQパーティーが開かれていた。

 

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五輪疑獄 竹田恒和・前JOC会長の泥沼不倫とタカリ術

 

「別に友達でも何でもない」。10月18日、東京五輪組織委の高橋治之元理事が受託収賄罪で3度目の起訴となった。そんな高橋氏について、かつて小誌にこう語ったのがJOC(日本オリンピック委員会)前会長の竹田恒和氏(74)だ。

 

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「マスコットに罪はないので」止まらない五輪疑獄

 

 傍らのソメイティに「これは(製造元が)違うよね……?」と確認するような仕草を見せるミライトワ。その指差す先には――。

 

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電通立件へ 特捜部が狙う「元内閣官房参与の教え子」

 

「高橋治之元専務が逮捕された贈収賄事件では、電通は特捜部の“協力者”だった。ところが、今回は違う。『現役社員から逮捕者が出る』と幹部らは青ざめています」(電通関係者)

 

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五輪談合 セレスポ会長が消した「森、小池との2ショット写真」

 

 東京五輪・パラリンピックのテスト大会を巡る談合事件。東京地検特捜部は本大会の巨額受注を視野に受注調整を行っていたと見て、実態解明を進めている。

 

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五輪汚職を生んだ三田会のカネとコネ「億単位の寄付も」

 

「社中協力」――。創設者の福沢諭吉は、在学生や教職員、そして卒業生の「オール塾生(=社中)」による相互扶助を説いた。そんな福沢の教えを体現するのが、日本最強の同窓会組織「三田会」である。

 

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source : 週刊文春