2023年末、永田町に激震を走らせた自民党最大派閥・安倍派の裏金問題。「週刊文春」の徹底取材でわかった特捜部の真の狙い、そして裏金問題の隠された疑惑とは――。

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安倍派最高幹部を直撃!「検察の標的は西村康稔だ」《特捜部の真の狙いと、裏金問題の隠された疑惑》

 

 一体、どこまで“裏金の闇”は深いのか。

 

 街中がすっかりクリスマスムードを漂わせていた12月下旬の夜、小誌記者は安倍派(清和会)の最高幹部を直撃していた。

 

――あなたも、捜査対象になっているはずだ。

 

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“政治資金担当”松本剛明新総務相「パーティ大儲けが巧過ぎる」

 

 安倍派の鈴木淳司氏に代わり、政治資金を所管する総務相に新たに就任した松本剛明氏(64)。“不適材不適所”人事が相次ぐ岸田政権だが、今度は大丈夫?

 

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西村康稔前経産相(61)が溺れた“黒ビキニ秘書官”とコネクティング外遊《安倍派裏金、架空パーティに続く重大疑惑》

 

 経産省の官僚をサクラ役にして「架空パーティ」を開催していたことが発覚した西村前経産相。安倍派の裏金問題が捜査されている最中、前代未聞のカネ集めに批判が殺到した。しかし、西村氏をめぐる問題は他にも――。

 

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《派閥パーティ券裏金疑惑》安倍派・現役幹部が激白「森喜朗さんから全て始まったんです」

 

 自民党の最大派閥・安倍派が政権から一掃されようとしている。派閥幹部の五人衆にも1000万円を超える裏金の授受が報じられ、派閥は崩壊寸前。なぜ安倍派は裏金を作り続けてきたのか。現役幹部たちが重い口を開いた。

 

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《安倍派・隠しパー券の三悪人》元文科副大臣、議長の孫、メダリスト

 

 〈13501〜14000〉

 

 自民党安倍派(清和会)の内部資料に記された数字。2020年に安倍派が政治資金パーティを開催するにあたり、池田佳隆元文科副大臣(57)に割り振られたパーティ券の通し番号だ。小誌先週号で“営業部長”として、パー券の売り捌きぶりが指摘された池田氏。だが、営業に力を入れてきたのは、池田氏だけではなかった。

 

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【徹底取材】安倍派「23億円」裏金作りを暴く!《特捜部が狙う“萩生田の舎弟”》

 

 派閥に特捜部のメスが入った。中でも政治資金収支報告書の不記載額が大きいのが、安倍派だ。一体、彼らはパーティで集めた巨額のカネをどのように処理しているのか。様々な資料を徹底精査する中で見えてきたのは――。

 

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source : 週刊文春 電子版オリジナル